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水産物の急速凍結システム

水揚げされた魚は、鮮度を保つために-35℃に急速冷凍し、保管する必要があります。従来は、デフロスト(霜取り作業)により水蒸気が発生するため、急速凍結庫への自動化設備の導入は不可能と考えられていました。ダイフクは、独自の対策を加えた自動倉庫設備を開発することで、急速凍結庫における自動化を可能にしました。

徹底した、省人化

自動搬送との組み合わせで、凍結庫への入庫・出庫作業を無人化しました。
凍結庫内へ作業者が入る必要が無くなり、フォークリフト作業も無くなり、安全な作業環境を実現しました。

フレキシブルなシステムで管理効率UP

自動化を行うことにより、凍結用BOXの入出庫作業、魚の重量・尾数管理が容易になります。

従来の急速冷却庫。充填率が悪い状態で冷却を開始すると、冷却完了まで新規入庫ができません。このため複数の凍結庫が必要でした。
自動化した急速冷却庫。自動設備によりランダムに凍結用BOXを入出庫することができます。魚のサイズ別、入庫時間順の出し入れも可能です。冷却途中での追加入庫が可能なため、充填率を改善し凍結庫を削減できます。

前室による省エネ効果

従来の急速冷却庫。入庫時は作業効率化のためドアを開けっ放しにしていたため、庫内の温度が常温にまで上昇していました。
自動化した急速冷却庫。前室を設けることにより、庫内の温度上昇を抑えられ、マイナス温度環境を保持できます。

エリア冷却システムによる鮮度向上

急速凍結庫エリア冷却イメージ

自動化を行うことにより、急速凍結庫内でブロックごとに冷却可能となり、鮮度管理品質が向上します。

従来

入庫作業中に急速冷却を開始してしまうと冷却ファンが庫内に強風を作るため、作業が困難な環境になっていました。そのため、入庫作業完了まで凍結を開始することができず、鮮度劣化が課題でした。

防滴 RFID で正確な入出庫管理

搬送物に情報を持たせるには、一般的にバーコードやRFID等を使用します。バーコードは安価ですが、一度出力してしまうとデータの書き換えはできません。一方RFIDにはデータを繰り返し書き換えられるというメリットがあります。

しかし従来のRFIDは、水産業のような結露や水滴がある環境では、正常に読み書きできなくなることがありました。これを解決したのが防滴加工したRFIDです。専用の凍結ラックに、冷凍環境下でも使用可能かつ結露に強い防滴RFIDタグを取り付けることで、凍結庫への入出庫管理にRFIDを使用することができるようになりました。

設備側の搬送不良などが発生した場合に、設備のデータと実際の物の位置がずれる場合がありますが、RFIDなら制御装置側で物の位置を正確に把握できます。この仕組みが高く評価され、2013年の自動認識システム大賞「特別賞」を受賞しました。

防滴加工したRFID
凍結ラック

導入した製品

課題を解決した導入製品を紹介しております。

コンパクトシステム
(パレット式自動倉庫)

パレット単位で製品や部品を保管するユニット式の自動倉庫システム。

導入事例

盛信冷凍庫株式会社様

水揚げした魚を完全自動化。魚の大きさ・重さによる仕分けから、ケースへの梱包~専用コンテナへの積み付け~凍結庫への搬送及び入出庫~パレットへの積み替え~冷凍庫への搬送・入出庫までを自動化。

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