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物流・マテハン用語集

物流・マテハンに関する様々な用語を紹介しています。

ア行

アイル

ラック間の通路のことで、レイアウトによりフォークリフトやスタッカクレーンが走行します。自動倉庫向けの用語では、スタッカークレーンとその両側のラックを1セットにしたものを、1アイルと呼びます。また、固定ラックではピッキング用コンベヤをアイル内に配置することもあります。

アイルコンベヤ

自動倉庫の入出庫で、スタッカクレーンと格納物の受渡しをするコンベヤ。通常は、1アイルに2本のコンベヤを設置する。格納物・機能に合わせ、チェーン式、ローラ式がある。

空棚

格納する棚が空いている状態のこと。

アキュームレーションコンベヤ

コンベヤ上の荷物が前後でお互いに衝突しないように、一定の間隔で集積するように設計されたコンベヤ。ローラ、ベルト、チェンなどの種類があります。ストレージコンベヤとも呼ばれます。

アクセスタイム

スタッカクレーンなどの機械に次の動作指示を入力設定したあと、指示通りに動作するまでの時間。呼び出し時間。

後入れ先出し

在庫評価方法の一つで、保管経過時間の短い物から出庫する方法。LIFO。

アンカボルト

英語のAnchor:錨の意味で、機械・設備業界では、ラックや設備を床に固定するボルト・ナットの事。コンクリートの床に丸穴を開け金具を差し込みボルトで締めて留める。

安全在庫

店舗や物流センターなどで、予想外の需要や事故による在庫切れを防ぐために持っておく上積み在庫のこと。

移載

積載している荷物を、別の設備・装置に移動する事。主に自動化システムを構成する設備同士での荷物の受け渡しを指す。

一貫パレチゼーション

荷物を出発地(メーカー)から到着地(消費地)まで、積み替え無しで、同じパレットで輸送・保管すること。これを推進する目的で、標準パレットがJISにより規格化されている。

移動ラック

移動ラックは、台車フレーム上に設置された棚が、1ユニット毎に左右に移動するラックシステム。小物保管用の棚は、中量ラックで、手動式が多く、重量物保管用の棚はパレットラックで、ほぼ電動式となる。作業用の通路が、1本のため固定ラックと比較し、約2倍の保管効率がある。


インタロック装置

機械が特定の条件以外では作動しないように、動きに制約(ロック)を掛け、進入防止や作業の安全を確保するための装置のこと。

インテグレーター

航空貨物業界の用語で、航空機を所有し貨物を空輸する機能と、企業などに集配機能を併せ持つ輸送会社。集配業務のみを行う事業者をフォアーダー、空輸のみを行う事業者をキャリアーと呼ぶ。

インボイス

Invoise(英語)は、貿易取引において、輸出国で売り手が買い手に対して発行する送り状の事。貨物の品名・数量などの明細と支払い方法、船積み・保険などの事項が記載されており、通関手続きに必要な書類。

上屋

貨物上屋とも呼ばれ、屋根と柱だけて、壁が殆どなく開放的な造りとなっており、殆どが空港・港湾地区の保税地域にある。外国貨物の積降ろしや荷捌き、仮置きに使用される場所。保税倉庫との違いは、保管・貯蔵をする目的の施設であるかどうかで、上屋は港湾運送事業法、倉庫は倉庫業法に属する。


エルゴノミクス

人間の生理的・心理的な特徴をもとに、「人間にとっての使いやすさ」という観点から、機械などのあり方を研究すること。「人間工学」

エージング

食品や部品・装置の特性が定められた状態に安定するまで、一定期間保存しておくこと。正確な生産情報や経過時間の管理が必要なため、自動倉庫・水平式流動棚などが活用されている。


乙仲

一般港湾運送事業者・海運貨物取扱い業者の事。旧海運組合法にて規定されていた乙種海運仲立業の略称のなごりで、現在も海外貿易貨物を取扱う事業者を指す通称として使用されている。

オムニチャネル

「オムニ」とは「あらゆる」とか「様々な」という意味で、流通業界では、小売業の実店舗(スーパー・専門店など)とネット通販など、多数の販売・物流形態という意味で使われる。近年はネット通販の比率が高くなっており、実店舗の物流と通販物流の切り分けや効率化が大きな課題となっている。

折り畳み容器

物品を収納しないときは折り畳んで容積を縮小できる容器のこと。折り畳みコンテナ、カゴ車、メッシュボックスパレットなど。通い箱としても使用し、納品時は物品を収納し、空き箱は折り畳みして返却する。

オンライン仕様(運転)

コンピュータオンライン仕様の事で、自動倉庫など自動運転が可能な設備の制御装置が在庫管理コンピュータや、上位の基幹システムと接続されている仕様。コンピュータからの指示で自動運転してしている事。


オーダピッキング

顧客の注文データに合わせ、顧客・仕向け先毎に物品と数量を選択し、コンテナや台車・パレットなどに集めて荷揃えすること。一方複数の注文データの物品をまとめて、総数で集めて荷揃えする場合は、総数ピッキングまたは、トータルピッキングと言う。


オートラベラー

コンベヤライン上のコンテナや、段ボールに対して、目的に合ったラベルを印刷し、自動で貼り付けが出来る装置。

オーバーハング

物流業界では、パレットやトレーに積み付けた荷物が、パレット・トレーの外側にはみ出す事。設備の規定サイズから外側にはみ出す事。あらかじめ、オーバーハングを想定し設備の規定サイズを決定し設計する場合もある。

カ行

海上コンテナ

海上輸送で、輸出入する貨物を積み込むコンテナ。一般的なバラ積みコンテナは、ドライコンテナと呼ばれ、国際規格で、各部のサイズ・最大積載質量が決まっており、「40フィート」と全長サイズが半分の「20フィート」がある。また、貨物の特性に合わせ冷凍タイプ、液体用などがある。


カウンターバランス式フォークリフト

車体後部に重りを取付け、フォーク作業時の車体バランスを取るタイプのフォークリフト。一般的に車長が長く、回転半径が大きくなるため、広い作業通路が必要。座席に乗込むため、乗降り頻度が高い作業には向かないが、着席して運転ができ、車輪も大きいので長時間の作業や、屋外での作業に向いている。動力はバッテリー式とエンジン式がある。

下限在庫(数量)

常時在庫している物品の最低在庫数量。その数量を下回ると注文数や生産指示に対して、欠品する恐れのあるため、リードタイムや発注ロット、一定期間の注文数を見て下限在庫を決める。この数量を発注するタイミングとして運用している場合もある。

カゴ車

ロールボックスパレットの事で、荷物を載せるベースと3面のパネルで構成される台車。カーゴ台車・カーゴテーナとも呼ばれ、使用しない時は、ベースと側面のパネルが折り畳みができ、複数台で重ねての移動や省スペースで保管ができる。サイズは、折り畳みコンテナやトラックの荷台寸法に合わせて規格化されており、段ボールケースやコンテナの拠点間配送や店舗納品の通い台車として使用されている。


荷重

荷物の質量。または、機械や構造物の全体またはその一部が、外部より受ける力。

仮想床(ラック式倉庫)

ラック高さ10m以上のラック式倉庫(自動倉庫)を設置する場合に容積率算定に加算する仮定の床。建築基準法に基づき建物の容積率算定時に該当部分に5メートルごとに床があるものとし、床面積を合計する。(例:ラック高さ18mの場合、ラック式倉庫部分に3層の床があるものとし算定)

通い箱、通い容器

継続して輸送・納品を行う企業間で繰り返し使用する輸送用の容器のこと。空き容器返送時や保管時のスペース効率を重視するため、折り畳み式やコンパクトに重ねられるものが使用される。格納物や機能に合わせ、コンテナ・カゴ車・ボックスパレット・フレコンバックなどがある。

空パレット段積み機

自動倉庫などと連結された、ピッキングステーションで、ピッキング後、荷物が無くなったパレットを自動で段積みする装置。あらかじめ段積み数が設定されており、最大数になると払い出口に搬送されるか、自動倉庫に自動格納される。

空パレット段ばらし機

段積みされた空パレットを1枚づつばらして、パレタイズラインに供給する装置。空パレット供給装置とも呼ばれる。セッティングの頻度を少なくするために、ストレージが出来るものや、自動倉庫に格納されたものを、自動供給するタイプもある。

カートン

段ボール箱のこと。ケース。

ガイドレールシステム

パレットラックのレイアウト・運用方式のひとつで、ラック間の通路幅を約1,500mmでラックを設置し、スペース効率を高めた保管システム。狭い通路にフォークリフトが出入りするため、通路両側のフロアーにガイドするレールを取付する。専用のフォークリフトを使用し、車体にもガイドローラを取付けする。

危険物仕様

危険物倉庫への設置に対応した設備の仕様。防爆仕様とも呼ばれ、危険物倉庫内で、一般の電気機器を使用すると、機器から発生する電気火花や熱により、ガスに引火し爆発する恐れがあるため、このような場所でも安全に取扱いができるように設計し、検査機関の防爆検定を合格・認定された電気機器が使用されている。

危険物倉庫

危険物貯蔵所とも呼ばれ、消防法で定める危険物(第1類~第6類)について、一定数量の貯蔵・保管、取扱いが可能な倉庫。設置には、所轄の自治体・消防署の許可が必要で、固定ラックや、危険物自動倉庫・移動ラックを導入する際も、所轄消防署の確認・検査が必要となる。

季節品

夏・冬など季節限定で取り扱う商品や、気候、行事・歳時記に合わせて急激に販売量が増減する商品。

季節変動

季節が要因となり毎年決まった時期に起こる1年を周期とした定期的な変動パターンのこと。過去の経験値や予測値をもとに季節変動の指数を算出して生産・物流計画が立案される。

キャンチレバーラック

トラスから片持ち梁で支えるラック。主に長尺物の保管に採用される。

共同配送

複数企業の荷物をトラックへの混載を行い、配送を統合化したシステムのこと。共同納品、共同仕入、共同出荷、共同集荷などがある。同じ配送先、地域・ルート毎に共同で配車し、個々の企業が単独で配送するより、物流費・環境負荷が削減できる。

共同配送センター

共同出資して配送センターを建設し、共同配送を行うセンターのこと。都市内の交通渋滞の緩和や物流合理化が期待できる。

逆ピッキング(作業)

パレットに積まれた同一商品から多数のケースをピッキングする場合の手法。ピッキング数が、残る数より圧倒的に多い場合、元のパレットから残る数だけをピッキングし、元のパレットを出庫してピッキングしたケースを、棚に戻す。(例:100ケース積みのパレットから、90ケースを出庫する場合、10ケースをピッキングし、90ケースになった元のパレットを出庫。ピッキングした10ケースを棚などの保管場所に戻す。)

クリーン度

空気の清浄度を示す尺度のこと。工業用クリーンルームの代表的規格の米国連邦規格では、1立方フィートの空気中に含まれる0.5μm以上の大きさの塵などの粒子の数でクラス分けしている。

クリーンルーム

空気中の粒子状物質の含有量をがある一定以下の極めて低い割合にした清浄な空間のこと。必要に応じて温度、湿度、圧力などの環境条件も管理される。主に半導体や液晶パネル・電子部品や、医薬品の製造工程などに設置され、物流設備も専用の仕様となる。

クレート

物流クレートとも呼ばれ、木枠や鉄枠、樹脂の梱包用の容器の事。配送容器に入れた商品の片寄り、潰れや破損を防止するために、仕切り板やズレ防止の突起が付いているものが多い。身近なものでは、紙パックの牛乳・飲料やヨーグルト、酒類のビン容器の配送にも使用されている。

クレーン設置届け

吊り上げ荷重が、3t以上のスタッカークレーン(自動倉庫クレーン)を設置する場合、所轄の労働基準監督署に提出する書類。着工の30日前迄に提出し、実使用する前に所定機関の落成(性能)検査を受ける必要がある。この場合の吊り上げ荷重は、荷物とクレーンの昇降部(キャレッジ)の合計重量。

クレーン設置報告書

吊り上げ荷重が、0.5t以上、3t未満のスタッカークレーン(自動倉庫のクレーン)を設置する場合、着工前に所轄の労働基準監督署に提出が必要となる書類。0.5t未満は適用外。この場合の吊り上げ荷重は、荷物とクレーンの昇降部(キャレッジ)の合計重量。

クロスベルトソータ

ベルトを駆動して物品(主に小物)をコンテナあるいはシュートに仕分ける仕分け機のこと。

クールメモリ

厳密な温度管理が必要な食品の流通過程において、商品の周辺温度を測定しデータを保存する器具。ボタン型やホルダーが付いたものがあり、外装箱やパレット・カゴ車に取り付けし使用される。

検品

物流業界では、入荷や出荷する物品の品名・品番・数量などが、データや帳票と合っているか照合する作業を指す。目視や、マーキングでは誤りが発生するため、バーコードスキャンや重量・画像などでミスを防止する検品システムが導入されている。


ケース系AS/RS

段ボールケース、コンテナ単位でスタッカークレーンが入出庫する自動倉庫システム。バケット系AS/RS、トート系AS/RS。

公称トン

冷蔵倉庫の設備能力を表す単位で、設備トンとも呼ばれる。一般倉庫は床面積(㎡・坪)で施設の規模を表すが、冷蔵倉庫は、低温品が収納可能な容積で表されます。しかし入庫される貨物の大部分が重量で管理されているため、重量を容積に換算し容積トンで表示します。すなわち低温品を品質管理できる蔵内で収納可能な能力の事。 1㎥=0.4トン(1トン=2.5㎥)

工程間搬送システム

各製造工程の間をつなぐ自動搬送システムのこと。無人搬送車や自動倉庫を組み合わせて活用されている。

工程内搬送システム

おもに半導体製造の同一工程内の自動搬送システムのことを指す。

コングロマーチャント

多くの業態・業種の小売店を有し、多角経営を行う総合流通企業のこと。百貨店・スーパー・コンビ二や専門店を複合的に経営している企業の事。小売店の他に、金融・レストランなど関連するサービス業も手がけている。

混載

1つの容器またはパレットに複数品種を載せること。またトラックに複数の荷主や仕向け先の荷物を積載することも混載という。(例:混載便)

コンベヤ

物品を水平、傾斜、垂直に連続的に搬送する機械。搬送物のサイズ・重量、搬送能力、機能に合わせ、ベルト、チェーン、ローラなどを使用します。

コールドチェーン

低温流通ネットワークのこと。主に温度管理が必要な食品の物流分野で、工場から店舗への納品までの流通過程で、品質管理が可能な温度での配送ネットワーク。

サ行

サイクルタイム

マテハン設備が1つのサイクル(入庫、出庫、移載)を行う時間。開始から完了までの一連の処理にかかる合計時間。

最小管理単位

→SKU  【Stock-keeping Unit】 ストック・キーピング・ユニットとも呼ばれ、在庫管理の最小単位。食品・医薬品などは、同じ商品でも、製造した工場・製造ロット・製造年月日・賞味期限・消費期限・入荷日など、詳細な在庫管理が行われている。

才数

荷物の大きさを表す単位。日本の尺量法に基づく単位で、1才=0.0278立方メートル。尺貫法が廃止された現在でも、海運、倉庫業界などで慣用されている。

最大荷重(最大積載質量)

パレットやコンテナなどに積みつけた荷物の1ユニットあたりの最大重量の値。保管・搬送設備の個々の定格荷重の設定と、強度・安全性、耐久性を設計するために必要となる重量。

先入れ先出し

在庫評価方法の一つ。保管物品の品質が長期滞留によって劣化することを防止するもので、保管経過時間の長い物から出庫する方法。FIFO。

サブビーム

パレットラックの手前側と奥側のビーム材(棚材)をつなぐ、補助的な部材。通常は格納するパレットの下面位置に2本設置する。パレット全体の荷重を受ける機能は無く、フォークリフトでのパレット格納時に斜めに置いた時の転落防止と、底面が弱いパレットの補助的な役割をする。

在荷

目的のラックのロケーション(棚番地)や、荷物の受け渡しをするステーションなどに、荷物がある事。


在庫

取引先への物品供給を円滑に行うために保管された資材、部品、半製品、製品のこと。

在庫回転率

在庫投資による利益を計り、物品の動きの指標となる数値。通常、年間売上高に対する手元在庫投資の割合として表される。一般的に回転率が高いほど、在庫の入庫から実際の出庫(販売)までの期間が短く、在庫管理(仕入れ・販売)が効率的に行われていることを示す。

在庫管理

商品名・型式、数量、寸法、製造日、生産ロット、賞味期限、入庫日、保管位置、回転率などを管理すること。過剰在庫や在庫不足に伴う損失を最小限にして、適正に受け入れ、保管、供給を行うための管理。

仕掛品

製造工程の途中で、加工中の物のこと。

システムシミュレーション

大型の物流センターでは、入荷から出荷まで、自動倉庫や仕分け・ピッキング装置、コンベヤなど多くのマテハン機器が連動して、1つの物流システムとして機能していますが、個々の設備能力の積算だけでは、日々の運用の負荷率や、物量の波動・拡張性まで見極めが出来ないため、実機の能力を再現できる専用のプログラムを用いて、複合的なシステム全体の実力値を検証する事。

車載端末

物流業界では、フォークリフトに取り付けされた端末を指す。フォークリフトに端末を搭載することで、作業指示やリアルタイムに在庫情報などが閲覧でき、効率的な作業が可能となる。また、車両毎で作業の進捗状況や、実績データの収集も行う事ができる。

出荷

荷物を工場・物流センターから仕向け先に出すこと。

出庫

棚などに保管された物品を倉庫から荷捌き場などに出すこと。

商品マスタ

商品を定義・管理する基本となるデータ。商品の名称、品番(ID)や仕入価格・販売価格、サイズ・色、JAN・ITFのコード番号など、取引や物流に必要な様々な項目が登録されている。

仕分け

次の段階の加工や注文に合わせ物資を手動あるいは自動で分けること。

仕分けシュート

仕分け口の事で、仕分け機が仕分けした物品を、斜め下に流し込むローラコンベヤや金属製の板の事。仕分け機本体に数ヶ所から数十ヶ所並んで接続され、仕分け機は、このシュートをめがけて仕分け動作を行う。仕分け機の片側と、両側仕様がある。

シングルディープ式自動倉庫

標準タイプの自動倉庫の方式(仕様)を表す言葉で、スタッカークレーンが両側1列づつの棚アクセスする方式。シングルリーチとも言われる。両側2列づつの棚にアクセスする方式をダブルディープ、ダブルリーチと言う。

直積み(保管)

倉庫で、ラックなどの物流機器を使用せず、荷物を直接段重ねして保管する事。または、トラックに荷物を積載する時に、ダンボールケース・コンテナを直接荷台に積む事。

自動倉庫

自動倉庫とは、原料・部品や商品をスタッカークレーンがラックに自動で格納し、入庫から出庫までの作業の流れをコンピュータで管理するオートメーション化した倉庫のこと。格納物や設置環境に合わせて、ケースタイプや冷凍・危険物仕様などがあり、工場や物流センターの自動化を図るマテハンシステムの代表製品。

自動倉庫用パレット

自動倉庫の格納に適したパレットの事で、特に樹脂パレットを使用する場合はパレットメーカーの推奨品を使用する事を勧めます。自動倉庫のラックは、格納するパレットの両端を支柱から突き出でた腕木で受けるため、パレット中心部の下面には支えが無く、重量物を長期間保管した場合、樹脂が伸びて反る場合があり、クレーンの動作に影響するため注意が必要。

自動搬送式納骨堂

機械式納骨堂とも呼ばれ、工場や物流センターで、段ボールケースやコンテナを収納する立体自動倉庫を骨壷を収蔵する厨子向けにアレンジした、新しいかたちの納骨堂。従来のロッカー式に比べ立体的に多数の厨子が収蔵ができる。コンピュータで管理されており、タッチパネルや、ICカードで操作し参拝ブースまで厨子を自動搬送し参拝する事ができる。近年、都市部を中心に急速に増加している。

ジャストインタイム

生産工程において、必要なときに必要なものを必要なだけ必要な場所に届ける生産方式・在庫管理方式のこと。トヨタ自動車のかんばん方式が有名。

重量棚

重量ラックとも呼ばれ、重量物を保管するラック。パレットラックのこと。トラス(支柱パネル)、ビーム(棚材)、サブビームでの部材で構成され、格納物のサイズ・重量・段数に合わせて、各部材サイズ・耐荷重の選定ができる。

順列出庫

複数オーダーや多品種の出庫をする際、決められた順番に出庫作業する事。配送ルートの店舗順や、商品カテゴリー順などで出庫し、次工程の作業効率化を目的に行う。

垂直式回転棚

電動で棚が垂直(縦)方向に回転する小物保管用のラック。工場・倉庫などで、高さ方向の空間が有効活用ができ、中量棚を配列するよりも大幅にスペースが削減できる。また、全面をパネルで覆われておりホコリなどの汚れも防止がでる。病院では、手術器材を入れた滅菌コンテナの保管・管理にも使用されている。

水平式流動棚

パレット単位で、水平搬送しストレージするラック。搬送機構が、コンベヤ式と台車方式があり、ラックの両端面に入庫・出庫口があるので、簡単に先入れ・先出しが可能。ロット管理が必要な、食品・飲料、化学業界で使用されている。また、荷揃え後のパレットの一時保管向けとしても最適です。

スキットパレット

下面の板材が無く、桁と上面の板だけのパレット。輸出入貨物用やハンドリフトを多様する工場などで使用されている。樹脂・金属製やコスト重視の木製・紙製がある。

スキャン

電子・光学・電磁的に光学的に認識する記号などを読み取りすること。一般的に物流業界では、バーコート・IFID・画像などを読み取り、物品情報を確認し、検品や仕分け作業が行われる。

スタッカークレーン

ラック間を走行、昇降しながら荷物の入出庫を行うクレーン。物流業界では、自動倉庫の入出庫を行う装置の事を指す。

ストレージ

英語では保管を意味するが、国内の物流業界では、一時保管や仮置きの意味で使用されている。次の作業工程の時間待ち、荷揃えや、仕分け作業の効率化を行うために一時的に滞在すること。

スライドシューソータ

スラットコンベヤ上で複数のスライドシューを荷物の形状に合わせて移動させ、シュートに押し出す仕分け機のこと。荷物の形状を自動認識し、分岐に必要な数のスライドシューを移動させるため、さまざまな大きさ・形状の荷物を連続して仕分けることができる。段ボールケース・コンテナ向けと、小物・ピース向けがある。

スループット

一定の時間内に、システムあるいは倉庫などの設備で処理される物量のこと。

生産性

1時間あたりに投入される要素に対し、算出されるパレットあるいはピック数のこと。作業者が個別あるいは集合的に達成する仕事の量あるいは率のこと。

生産セル

マテリアルハンドリングシステムとグループ化された機械の集合体で、部品や組立部品を処理する単位。

制振構造

地震の際、床から工作物に伝わる揺れをダンパーなどを用いて減衰できる構造の事。マテハン機器では自動倉庫の高層ラックは、地震時は上部ほど揺れ幅が大きくなり、格納物が落下する確立が高くなるため、上部の揺れを少なくする機構が開発されている。

セル

複数のワークステーションあるいは機械からなり、保管・搬送設備を伴う生産単位のこと。

専用センター

長期契約を前提に入居する荷主・物流企業の要望に沿って設計・建設されたオーダーメイド型物流センター。ある程度、取扱う荷物、物量、配送エリアなどが決まっているため、高度な物流サービスや、自動化設備を導入している事が多い。ビルド・トゥ・スーツ型とも呼ばれる。

前室

冷蔵倉庫など、温度管理された倉庫で、扉の開閉時に倉庫内の空気の流出入を防止するするために、倉庫の出入口に設置された部屋(空間)の事。前室を設ける事で扉が二重になり、空気の流出入を防止されるだけでなく、倉庫の内外での温度差が緩和されるため、結露や氷着も抑制される。


倉庫管理システム

倉庫内の物資の在庫管理を行うソフトウエアで、WMS(Warehouse Management System)とも呼ばれる。入荷・入出庫・ピッキング・棚卸し・出荷などの作業を管理、指示するシステムのこと。実績集計や分析機能などを有し、生産性や管理精度も向上される。


総数ピッキング

1つの商品を複数オーダ分の総数で一度に取るピッキング方式。数多くの仕向け先に引き当てされる商品のピッキングに用いられる。最終的には、ソータでの仕分けや他の商品と荷合せをし、オーダ単位にする必要がある。トータルピッキングとも言う。

ソータ

物品を出荷先や配送方面別などに自動仕分けする装置。主に段ボールケース、コンテナ、ピース単位で仕分けし、荷姿・重量、能力などに合わせて、スライドシュー式・ローラ式・ベルト式がある。

ゾーンピッキング

商品などの保管場所のゾーンごとに作業者の担当を分けてピッキングすること。作業者の歩行距離を削減し、作業の効率化が図れる。

タ行

耐震構造

地震時の揺れに耐えられる強度を有する構造。マテハン機器では、標準仕様のパレットラックや自動倉庫のラックは、ラック高さや、段数、保管物の重量などに合わせて、ある程度の地震に耐えられるように材料を選定し、強度計算・設計されている。国内では、使用する材料や計算値などは、JISや工業会などで規格・基準が決められている。

タクトタイム

各作業工程でかかる時間(工程作業時間)の最大時間。例:搬送タクト、ラインタクト。

棚卸し

決算日において、店舗・物流センター・工場に残っている商品や原料・仕掛品などの在庫の数量を数え、在庫の金額を計算する事。貴金属などの高額品や指定薬物などは、毎日終業時に数量チェックを行う。

種まき方式

複数で準備された商品をオーダー毎に分けて荷揃えする方式。スーパーなどの店舗配送で、在庫を持たないチルド食品(日配品)の荷揃えに用いられる。作業指示・数量を表示器で指示システムをデジタルアソートシステムと言う。

多品種少量

取扱いする物品の品種数が多く、その品種毎の量が少ない状態。代表的には食品・医薬品・日用雑貨の卸売り、自動車や機械部品の物流センター。対義語は少品種多量で、代表的には原材料メーカー。


ダブルディープ式自動倉庫

ダブルリーチ式とも言われ、自動倉庫のクレーンが、片側2列のラックにアクセスする方式。片側1列のラックにアクセスする標準型の自動倉庫と比べて保管効率が高く、冷蔵倉庫や危険物倉庫、原材料向けの保管で多く導入されている。後ろの棚の荷物を取る場合には、手前の棚の荷物を空棚に移す必要がある。そのため、多量少品種でケースのピッキング作業が少ない保管物向け。

チェンコンベヤ

運搬要素としてチェンを用いるコンベヤのこと。自動車工場などで、チェンに搬送する物品を吊り下げる金具を取り付けし、重量物を長距離搬送するものと、フレームにチェンを並べでチェン上にパレットやコンテナを載せて搬送するものがある。

地上操作盤

地上制御装置とも呼ばれ、自動倉庫のスタッカクレーンや、無人搬送車、仕分け機など、自動で遠隔運転している機械・装置の手元用コントローラ。システム全体を統括するコントローラや、マテハンコンピュータからの指示信号を、遠隔運転する機械本体の制御盤に送信する役割と、単独運転を行う機能を待つ。

チャーター便

専用便、貸切便とも呼ばれ。荷主が依頼した貨物を専用トラックで輸配送する事。緊急を要する荷物や、積み替えが困難な異形物・重量物の輸送、1ヶ所の配送先にトラック1台分の荷物がある場合に利用する。

中量ラック

中量棚とも呼ばれ、中・小物保管用の棚板式のラック。一段あたりの最大積載質量で、500kgまでの仕様を指す。高さ・間口・奥行きの寸法、一段あたりの最大積載質量で、各々のモデルが設定されている。

長期滞留在庫

荷動きが少なく、長期間保管されている在庫。デットストック(死に在庫)とも呼ばれる。長期滞留在庫が増えると、キャッシュフォローが悪化するだけでなく、投資したマテハン設備の稼動率も悪化するため、自動倉庫などに保管する品目・物品も一定期間で見直しする必要がある。

摘み取り方式

商品などを保管した棚から取出す(ピッキング)する作業方式。数量・取出し位置を表示器で作業指示するシステムをデジタルピッキングシステムと言う。(対義語:種まき方式)

定温倉庫

+10℃~18℃で倉庫内を一定の温度・湿度で保てる倉庫。米穀類など農産物を品質保持し長期間保管ができる。

定格荷重

フレームの強度・動力・安全性・耐久性などを計算し、設備メーカーが設計した機械の設定荷重。

定番品

その店舗・通販サイトで、常時販売されている中心商品。流行や季節にあまり影響を受けず年間を通して安定的に売れる商品。自社に限らずどの店舗や通販サイトでも必ず品揃えしている商品。


鉄道コンテナ

鉄道貨物輸送用のコンテナ。JRコンテナとも呼ばれ、貨車に合わせて、各サイズ・最大積載質量など規格が決まっている。代表的なものは、12フィートコンテナで、外寸:2500H×2450W×3715L、最大積載質量5t。


テールゲート(テールリフト)

トラック荷台の最後部に取付けした荷物の積み降ろし用昇降装置。コンビニや小型スーパーなどの店舗配送をするトラックに取り付けされており、ドライバーが1人で荷台から地上にコンテナやカゴ車の積み降ろしが楽に作業ができる。

デジタルアソートシステム

コンピュータの指示によって、仕分けのために容器やカゴ車に入れる商品とその数量をデジタル表示するもの。おもにスーパー・コンビニの店舗配送センターで、在庫を持たない日配品の荷揃えとして活用されている。種まき方式。

デジタルピッキングシステム

コンピュータの指示によって、拾い出す商品とその数量を保管棚にデジタル表示するもの。おもに仕向け先毎の荷揃えに使用され、デジタル表示で作業指示を行うため、熟練者でなくても簡単に作業ができる。おもに卸売りや、生協の物流センターで、ヒット率の高い商品のオーダーピッキングに活用されている。摘み取り方式。

デバンニング(作業)

保税蔵置所などで、輸入貨物を輸送用コンテナから降ろす作業。(対義語:バンニング)

デパレタイザ

パレット段積みされたカートンケースを自動でパレットから降ろし、1つずつにばらす機械のこと。層(段)毎に複数のケースを作業するものと、1ケース毎に作業するものがある。(対義語:パレタイザ)

デポ

物流業界では、基幹の物流センターと顧客の間に設置する小規模中継拠点の事。仮置きや荷繰り、集配送をする施設。

トラス

複数の支柱(単柱)を斜めまたは、水平のラチス材で接合したパネルフレーム状の柱材。軽量で耐震性に優れる。パレットラックや自動倉庫の柱に採用している。

トラッキング(制御)

英語のTracking:追跡・追尾の意味で、マテハンの用語では、コンベヤラインなどの設備上の荷物の位置情報のデータ追跡を指す。設備の特定位置で荷物の位置と搬送物の情報を紐付けし、搬送する間そのデータを追跡する。


トラックターミナル

一般貨物のトラック同士の荷物を積み替えする施設の事。都市部近郊に設置され、長距離輸送用トラックと集配用トラックの荷物を積み替えを行う中継施設。全国規模の大手運送会社は自社専用の施設を運営している。

トラックバース

物流センターなどで、トラックへの荷物の積み降ろしをするために、トラックの荷台を着床するエリア。トラックヤードとも言われる。食品スーパーやコンビニなど、多数の店舗に同じ時間帯に配送する物流センターでは、数十台のトラックが同時に着床可能なトラックバースを備える。

トラバーサ

パレットやコンテナなど搬送物を水平移動させる装置。物流業界では自動倉庫の複合システムやコンベヤラインで、使用される電動式台車を指す。

トレーサビリティ

Tracebillity(追跡可能性)の事で、食品の安全を確保するために、製造・加工段階から最終消費、あるいは廃棄段階までの流通経路を明確に管理する事。またその仕組みを言う。農畜産品などは、栽培・飼育、各種の検査履歴まで管理されている物もある。

トート系AS/RS

→ケース系AS/RS

ドックシェルタ

冷蔵倉庫で保冷車や冷凍コンテナが荷物の積み降ろしのために、荷台の扉を開けて着床したした際、荷台と建屋の隙間から冷気漏れを防止するトラックバース。

ドライ食品

流通業界での取扱い食品の区分で、レトルト食品・乾麺などの加工食品や調味料・乾物など常温で管理できる食品のこと。

ドライブインラック

パレット積みの少品種多量の原料・製品を段積み保管する重量ラックの形状。パレットを保管する支柱間の通路にフォークリフトを乗り入れし、両側の支柱から突き出した腕木上に格納する。狭い通路にフォークリフトを乗り入れし、入出庫作業を行うため、作業効率が低く熟練度も必要なため、近年はプッシュバック式ラックや移動ラックを採用する場合が多い。

ドーリー台車

樹脂コンテナを段積みして輸送するための専用台車。コンテナサイズに合わせた金属製の枠や樹脂製のトレーの4隅に車輪を取り付けた簡単な構造で、スーパーやコンビ二、ドラッグストアーなどの店舗配送で使用されている。未使用時は、台車どうしも積み重ねができる。

不定貫品

食肉や、魚など固体によって重量が異なる商品。取り扱いする重量を物流費に反映する場合は、重量単位の管理が必要となる。対義語:定貫品

ナ行

荷繰り(作業)

倉庫で、平置きや直積みされた荷物のなかから、目的の荷物を探して取り出す作業。または、トラックの荷台で降ろす荷物を探す作業。

荷捌き

次の作業のために荷物を移動させたり、並べるなど処理すること。

二次元コード(QRコード)

横方向にしか情報を持たないバーコード(一次元コード)に対し、横と縦方向(二次元)に情報を持つコードの事。バーコードと比べより多くの情報をコード化でき、印字面積も小さく出来る利点がある。国内では、マトリックス式のQRコードが圧倒的に普及していて、二次元コードの一般名称にもなっており、生産・流通分野でも広く使用されている。QRコードは㈱デンソーウェーブの登録商標。

荷姿

荷物を輸送、保管する状態で、外形・外観・大きさ(縦・横・高さ)の総称のこと。

日配品

毎日店舗に配送する商品の事。主に、スーパー業界での冷蔵(チルド)食品を指す。豆腐や納豆、お漬物、牛乳、ヨーグルトや生菓子など。

荷役

荷物の積み降ろしや、移動作業全般の事。

入荷

工場や物流センターに物資が到着し、受け付けること。通常は、荷受場に置かれた状態では、出荷向けの在庫として引き当て出来ないため、速やかに入庫処理を行い、有効在庫として登録を行う。

入庫

工場や物流センターに入荷した物品を所定の倉庫や棚に入れる事。通常は、入庫する事により、倉番号や、棚番地が紐付けされ、出荷向けの有効在庫として反映される。

人間工学

人間の身体的、心理的特性に適合した機械や器具を作ることで、操作性を向上させるとともに、作業者の負担軽減、作業効率および安全性を高めること。エルゴノミクス。

ノーリード

バーコードリーダやカメラなどの装置がコードや画像を読取り出来ないこと。

ハ行

はい

荷物を荷崩れしないように、1段ごとに荷物の積み付け方向やパターンを変えて合理的に積んだ状態のこと。

ハンドリフト(ハンドパレット)

ハンドパレット・トラックとも呼ばれ、油圧でパレットに差し込む爪の部分がリフトアップ出来き、作業者が引いて動かせるので、荷物が積まれた状態で、床に置かれたパレットを移動させるのに使用される。フォークリフトのような、操作資格が不要なため、誰にでも使用できる利便性がある。

バケット系AS/RS

→ケース系AS/RS。 コンテナ・ダンボールケース単位で保管する自動倉庫。

バックヤード

小売店で、売り場以外の後方スペース。物流業務では、商品の荷受、店舗在庫の保管、通い台車の仮置きスペースとして使用されている。

バッチ出荷

配送方面や、運送便の集荷時間などの単位で、まとめて出荷する事。当日出荷分の準備を全て一括で行うと、荷揃えした荷物の置き場が不足したり、早い時間の集荷便に遅れたりするため、設備・スペースの有効活用と効率化のために行う。

バッチ生産

Batchは束ねるの意味で、生産活動の一環として、一定期間で、ある程度の量をまとめて生産すること。少量を頻繁に生産すると、生産のための前準備や管理が増えるため、効率化のために行われる。

バッチピッキング

同時に複数オーダ分のアイテム(商品)をピッキングすること。同じSKUをピッキングするオーダが複数ある場合によく用いられます。

バッチモード処理

情報をリアルタイムではなく、個別の非連続的間隔で収集する処理のこと。

バッファ倉庫

一時的に在庫を保存する倉庫。

バルクカーゴ

包装せずにそのまま大量に輸送される貨物。ばら貨物。

バルク倉庫

同じ商品を大量に保管する倉庫あるいは倉庫内のエリア。

バンク・ベイ・レベル

ラックを配列した場合のロケーション(棚番地)を表す用語で、バンク(列)・ベイ(間口)・レベル(段)で特定の位置を示す。自動倉庫のラック規模を表す場合にも使用され、この場合は、列数・奥行き数・段数を示す。

番重

おもに食品業界で使用されている薄型のコンテナ。積み重ねが出来ない惣菜や、パン・生菓子、豆腐などを一定量並べて運搬する際に使用される。洗浄が必要なため、樹脂製となっている。

バーコード

太さの異なる多数の黒い線(バー)を組み合わせて数字などのコードを表示したもの。物流業界では、事業者(メーカー名)と商品名を表すJANコードと、集合包装商品用のITFなどが広く使用されている。物流センターでの検品から、小売店でのPOSレジで利用されている。後発の二次元コードよりデータ量が少ないが、バーの汚損や光線不足で読取りが出来ない場合、バーの下に印字された数字を入力し、認識できるメリットがある。

バーコードスキャナ

バーコードを識別し、コードを元の英数字に変換する装置。バーコードリーダ。

バーコードリーダ

バーコードを識別し、コードを元の英数字に変換する装置。バーコードスキャナ。

バーチカルカルーセル

垂直式回転棚。棚が上下に回転するため、天井空間が有効活用でき、一定の高さで収納・取り出し作業ができる。棚がパネルで囲まれており、取出し口にシャッターが、装備されているので、埃やミストから保管物を保護します。電子部品や書類、病院での手術器材の保管に活用されている。

パレタイザ

自動あるいは半自動でコンベヤからパレットにカートンケースを予め設定したパターンに積み付ける機械のこと。層(段)ごとに作業するものと、ケース単位に作業するものとある。(対義語:デパレタイザ)

パレタイズ

ダンボールケースやコンテナなどの荷物をパレットに積み付けする事。無造作に積み付けるのでは無く、1段あたりの数量や段数・最終的な重量・荷高さ、ケースの方向、崩れしにくいなどの規定や工夫がされている(対義語:デパレタイズ)

パレチゼーション

パレットの上に商品を載せることによって、荷姿の標準化とフォークリフトによって機械荷役ができるメリットを持った物流システムのこと。パレットのまま輸送を行い異企業間の取引単位として一貫して物流を行なうのが一貫パレチゼーションと言う。

パレット

荷物の荷揃え、保管、輸送などのために使用される平面状の台のこと。材質は、木製・樹脂製・金属製などがあり、用途や設備に合わせ、片面・両面使用型、スキッド型がある。また、フォークリフトの爪を差し込む方向が、2方向・4方向型とある。 例:樹脂製、両面使用・4方差し型

パレット系AS/RS

スタッカークレーンがパレット単位で入出庫するパレット自動倉庫システム。

パレットラック

パレットラックとは、重量物用の保管棚です。パレットに積み付けた重量物をフォークリフトで入出庫します。トラス、ビーム、サブビームの各部材を組合わせて設置ができ、荷姿寸法・荷重、段数に合わせて、部材の寸法・強度、数量が選択できる。

パーチクルボード

パレットラックにケースやバラ物を直接保管する際にビームに敷設する棚板。木のチップを薬剤で固めた板材で、一般的な合板よりコストが安く擦れにくいため、パレットラックのオプションとして販売されている。

標準クレート

統一クレートとも呼ばれ、流通業界ではチルド食品向けの物流クレート(プラスチック容器)を指す。物流の効率化と管理・回収費などの削減を目的に日本スーパーマーケット協会が中心になって、サイズや色彩、重ね方などの規格・運用が標準化されたクレート。従来は各メーカーで、商品毎に独自のサイズや、重ね方のコンテナを使用しており、積載効率や返却や管理面で負担となっていた。大きくⅠ型とⅡ型があり、Ⅱ型には、浅・深型、ハーフサイズの3種類がある。

標準パレット

荷物を出発地から到着時まで、積替え無しで輸送・保管する一貫パレチゼーションを推進する目的のため、国内で一貫輸送用平パレットとしてJISにより規格化されたT11型パレット(1100W×1100L)を指す。そのサイズから「イチイチパレット」とも呼ばれる。冷蔵倉庫業界では、T12型(1200W×1000L)を標準パレットと呼ぶこともある。

平置き(直置き)

ラックなどの物流機器を使用せず、パレットやコンテナを床に直接置き保管する事。同一ロットの多量の保管や、一時仮置きには向くが、多品種少量の保管・ピッキング作業には不向き。

ビル式ラック

ビル式の自動倉庫(建屋一体型自動倉庫)とも呼ばれ、自動倉庫のラックが建築の柱となり、ラックに直接屋根と壁を施工したもの。大規模な物流センター・保管倉庫などで採用されている。

ビーム

物流設備では、パレットラックの棚材を指す。棚間口(柱間)の寸法、1段あたりの最大積載質量により、数種類の部材が標準化されている。一般的にビームのデプス(厚み)が高いほうが耐荷重が大きい。

ピッキング(作業)

物流業界でのピッキング(作業)の意味は、保管場所から必要な物品と数量を選択し取り出すこと。台車方式やコンベヤ方式、ロボット方式などがある。仕向け先単位の荷揃え作業や、物流センターでの荷揃え作業全般をピッキング作業と使われる事もある。

ピッキングカートシステム

ピッキングカートシステムとは、カート(台車)に端末を搭載し、品名・品番や個数、棚番地などの作業指示と、バーコードスキャン、重量などの検品が同時に行えるシステム。食品・日用品の卸や生協などの物流センターで使用されている。

ピックアイル

作業者が物品を選択し、摘み取ることのできる集品通路のこと。

ピック&ストッカー

ダイフクのピッキング型ケース自動倉庫のこと。ケースに入れた小物のピッキング作業に特化した自動倉庫で、最大8ヶ所の荷受台に連続出庫が可能なため、待ち時間無しにピッキング作業が可能。移載装置もコンパクトで省スペースで設置ができる。

ピックカート

ピッキング時に使用する台車のこと。ダイフク製のピッキング専用台車で、2段式の荷台と脚立を備えた商品の商標を指すこともある。

ピック時間

作業者がピッキング間口で物品を選択し、収集容器に入れるのに要する時間のこと。(歩行時間は含みません。)

ピース

荷捌き、ピッキングを要する最小単位。バラの事で通常は1が最小となる。

フォアーダー

航空貨物業界の用語で、航空便貨物を企業などに集配する運送事業者。航空機を所有し、空輸する事業者をキャリアー、集配業と空輸の二つ業務を行う事業者をインテグレーターと呼ぶ。

フリーロケーション(管理)

あらかじめ荷物毎に保管するロケーション(倉庫や棚番地)の紐付けをせず、保管する時点で適した空きスペースや空棚を検索し、ロケーションを紐付けし運用・管理する事。対義語:固定ロケーション(管理)

フルフィルメント

「実現、遂行」の意味 物流用語ではネット通販の受注から決済に至るまでの業務全般のこという。物流センターでの商品の保管、出荷準備・梱包・発送業務や入金管理、在庫管理、顧客管理などを含む。 この機能を満たす物流センターを、FC(Fulfillment Center)という。

フレコンバック

フレキシブルコンテナバックの略で、粉末や粒状の荷物を保管・運搬するための袋状の包装資材。柔らかく強度がある化繊で作られており、約1トンの容量のものが主流。使用しない時は折り畳む事ができ、食品・樹脂の原料、飼料・穀物などの通い箱として使用されている。

フローラック

傾斜式流動棚。保管物が、傾斜した棚部分に取り付けられたローラやホイールレールなどによって重力で出口または入り口に移動するラック。流動ラックとも言われる。先入れ先出しが確実にできるため、食品・医薬品のピッキングラインや、組立て工程の部品供給向けに使用されている。

フールプルーフ

人間が操作ミスを犯しても危険な状況を招かないように、あるいは、そもそも誤った操作をさせないように配慮して設計されていること。

物流費

企業が一定期間に物流に使用した費用。物流センターの人件費・運営費、輸配送費、外部委託費用などが含まれる。

物流費率

売上(販売価格)または、原価に占める物流費の比率。安易に抑制すると顧客へのサービスレベルや、企業の競争力が低下するため、業務の効率化・自動化が重要となる。

プッシュバック式ラック

パレット保管の傾斜式流動棚のことで、パレットを保管する枠内に傾斜したレールを配置し、その上に台車を重ねてセットした高密度保管が可能なラック。格納時はパレットを台車に載せて順次奥側に押し込み、2~5パレットの奥行きで保管ができます。取出す場合は、手前のパレットを引き抜く事で、奥側のパレットが、前面に移動します。


プラットホーム

高床式の物流センターのトラックバースの事。トラックの荷台の高さに合わせて、敷地の地面からの高さが設定されている。

プロセスセンター

PC(センター)とも呼ばれ、物流業界ではスーパーの生鮮品専用センターを指す。肉・魚などの一括仕入れと加工・パック、値付け、店舗配送を一括して行う物流センター。

平均荷重(平均積載質量)

パレット・コンテナなどに積み付けた荷物の1ユニットあたりの平均重量。通常はパレットやコンテナの重量も含む。工場・物流センターでは、重い物と軽い荷物があり、全てのユニットが、最大重量の条件で、保管・搬送設備を設計した場合、モータやフレーム、給電設備などが過剰スペックになるため、現実に合った仕様で設計するために平均荷重が必要となる。

平均故障間隔

機械システムや情報システムなどにおける信頼性をあらわす指標となる数値。英語のMean Time Between Failure(s)からMTBFとも言われる。故障と故障の間隔の平均時間。故障のない時間を計る目安となる。

平均修復時間

機器やシステムが故障などで停止した際に、復旧にかかる時間の平均。ある期間における修理を行うのに要する平均時間。英語のMean Time To RecoveryからMTTRとも言われる。

ベルトコンベヤ

フレームの両端のプーリにベルトをエンドレスに張り、その上に荷物を載せて運搬するコンベヤ。ローラーコンベヤでは安定しない小物やバラ物、傾斜搬送などに採用される。

補充

保管数が少なくなった物品の追加や、空になったピッキング間口に在庫などから荷物を移すこと。

保税倉庫

保税蔵置場とも呼ばれ、税関の輸入許可がまだの状態で関税を保留した外国貨物の積卸し、運搬、蔵置が出来る倉庫。空港、港湾地区の保税地域に設置されている。

ホリゾンタルカルーセル

水平式回転棚。目的の棚が水平に回転するため、一定の位置で作業ができます。中量ラックを配列するよりも保管効率が高く、ピッキング効率もアップします。

保冷カバー

物流業界では、カゴ車に取付ける保冷効果のあるカバー。断熱材のシートをカゴ車の内寸に合わせ立体的に縫製したカバーを指す。スーパーやコンビニへの要冷品の納品時に使用されている。

ホームポジション

自動倉庫のクレーンや無人搬送車など、移動する機械装置の基点となる位置。通常は基点を意識する事なく自動運転しているが、点検や故障時に位置確認するために基準の停止位置が設定されている。


防爆(仕様)

爆発性ガスや蒸気を生成するおそれのある危険場所で、電気機器から発生する火花や高温によるガス・蒸気の爆発を防ぐ対策で、電気機器を安全に使用するためのもの。マテハンシステムでは、自動倉庫・移動ラックで、防爆仕様があり、専用の電機機器や制御盤を装備しており、危険物の保管向けで導入されている。危険物仕様とも呼ばれる。

ボール品

ガムや調味料の小さな食品や、小物文具などは、小売店舗への納入・発注単位を考慮し10PCなどの単位で、小箱包装されて段ボールケース(外装箱)に入っています。その小箱サイズがボールの大きさである事、ケース・ピースとの混同をさける事からボールと呼ばれる。


バンニング(作業)

保税蔵置所にて、輸出する貨物を、輸出通関後にコンテナに積み込む作業。(対義語:デバンニング)

マ行

マテハン

→マテリアルハンドリングの略称

マテハンコンピュータ

工場や物流センターで、原料や製品などの物流管理・作業指示、マテハン設備の制御を行うコンピュータの事。自動倉庫の在庫管理システムや、倉庫管理システム(WMS)などがある。

マテリアルハンドリング

工場や倉庫、店舗といった拠点内でのモノの移動・保管・仕分け・ピッキングなどを効率的に行い情報管理する事。

マルチテナント型センター

大規模物流施設の開発・運営手法で建設された大規模物流センターの事。あらかじめ複数企業向けに開発・設計し、後から賃貸契約するテナントを募集する汎用型物流施設で、その多くが大都市圏の湾岸地域や都市高速道路の要衝に立地している。多層階式の広大な建物で各階にトラックバースを設けており、両端にトラックのランプウェイを設置している。

満庫

倉庫が格納物でいっぱいになり、空きが無い状態。棚や自動倉庫の空棚が無い状態。

無人搬送車

レール上を走行する軌道式と無軌道式とあるが、一般的には電磁、光伝送、レーザなどの方法で誘導され、床を自動走行する電動台車のことをさす。工場・物流センターなどで、自動倉庫への入出庫や、工程間の搬送に使用される。

メザニン(ラック)

倉庫の高さ空間を有効活用するための中2階式の棚のこと。ラックの柱材を使用してメザニン床を構成する積層タイプと、床から鉄骨で支える形鋼タイプがある。ラックの通路部分に床を設置するため、建築基準法上の、建物の床と見なされる事があり、設置には所轄行政の確認が必要。

免震構造

地震の揺れを、ダンバーなどの装置で建物や工作物に伝わらないようにした構造。マテハン機器では、高層の自動倉庫を免震装置の上に設置したものがあり、医薬品の保管向けなどに導入されている。耐震構造や制振構造に比べて、より地震に対しての効果が高い。

メンテナンス

設備や機械を正しく機能させるため、点検・整備すること。

モーダルシフト

トラックによる幹線長距離輸送を、環境負荷が低く大量輸送が可能な鉄道やフェリーなどの海上輸送に転換すること。近年は、トラックドライバーの不足や長時間労働の緩和の対策としても注目されている。

ヤ行

有効在庫(数)

新たに販売や出荷の引き当てが可能な在庫。倉庫に実際に有る在庫数から、既に出荷や販売の予約がされた数量を差し引いた在庫。

床荷重

1㎡あたりの床が耐えられる重量。

ユーロパレット

欧州の標準パレットを指し、サイズは、1200W×1000L、1200W×800Lがある。

傭車

繫忙期など、荷物が急増し常用のトラック台数では対応できない時に、下請けや個人の運送事業者に依頼し用立てるトラック。

揚程

フォークリフトや自動倉庫のクレーンなどの地上側(床面側)から、有効に上下できる移動距離(高さ)。揚高とも呼ばれる。

要冷品

食品業界、小売業界で、保管・配送など流通過程で冷蔵・冷凍の温度管理が必要な物。主に豆腐や漬物、生麺などのチルド食品、冷凍食品、アイスクリーム・乳製品を指す。

横持ち

企業内の物流拠点間での在庫商品の移送、製造拠点どうしでの原材料・資材の移送。または同じ敷地や、施設内での荷物の移動を指す。売買を伴わない横方向の移動。

ラ行

ラック

支柱と棚で構成される荷物を保管するための器具のこと。格納物、構造・機能によりさまざまな種類がある。

ラック式倉庫

建築基準法、消防法でのラック式倉庫(固定した床を有さず、自動制御のクレーン等によって物品を搬送、収納する倉庫)とは、一般名称の立体自動倉庫の事を指す。補足説明からもパレットラックや移動ラックはラック式倉庫に該当しない。


ラックビル

ビル式自動倉庫のダイフクの商品名(商標)で、建屋一体型の自動倉庫。ラックの柱が建物の構造となったており、屋根・壁を直接ラックに取付けした自動倉庫。大量の物資を保管する工場やメーカーの物流センターなどで、導入されている。

ラックマスター

ダイフク製自動倉庫のスタッカークレーンの名称。

ランプウェイ

斜路の事で、物流業界ではトラックが多層階の大型物流センターの各階に設けられたトラックバースにアプローチするための車道を指す。占有面積を減らすため殆どが螺旋式になっている

リアルタイム

コンピュータが継続して機器と通信し、作業データが常時伝達できる状態のこと。

リジェクトライン

リジェクトとは、英語で不合格や却下を意味するが、マテハン用語では連続的に物品が流れる仕分けラインで、バーコードリーダーなどの認識装置が、データの読み取り出来なった物品を退避・プールするラインを指す。連続作業中に、読取不良でメインラインを一時停止すると作業効率が低下するため、退避させて、後から対応するために設置される。

リフタ

パレットやコンテナ・ケースを上下方向に移動させる装置。建物の上下階を移動させるものから、装置どうしの荷物の受渡しをするために、数センチ~数十センチ移動するものもある。建物の階を移動させるものは、垂直搬送機とも言う。

流通加工

商品の値付け、小分け、リパック・包装など、流通過程で行われる簡単な加工作業のこと。輸入品やアパレル、生鮮食品を取り扱う物流センターなどで行われている。

流動ラック

傾斜式流動棚。保管物が、斜めの棚フレームに取り付けられたローラやホイールレールなどによってダンボールケースやコンテナが重力で出口または入り口に移動するラック。フローラックとも言われる。

リーチ式フォークリフト

フォーク(爪)の部分が、前に伸ばせる機構がついており、ステップに立って運転するタイプのフォークリフト。車輪が小さく、立って運転するため、カウンターバランス(着座)式に比べてやや安定性が劣るが、回転半径が小さく、小回りが利くため、作業通路が狭くてすみラック作業に向く。乗降りもし易く、機動力が必要な作業向け。動力はバッテリー式

リードタイム

受注後生産して納入までの期間で、部品などを調達する期間。流通業では、注文をしてから、荷物が手元に届くまでの期間を言う。

冷蔵倉庫

食肉、水産品、冷凍食品など10℃以下で保管・品質管理が可能な倉庫。営業冷蔵倉庫では、倉庫の温度によって、C級(8度以下)、F級(-20℃以下)の6段階で区分されており、氷点下(冷凍温度)の倉庫も全て冷蔵庫と呼ぶ。

冷凍仕様

冷蔵倉庫など、常時氷点下の環境で正常に動作するように設計された設備。自動倉庫や移動ラックなどのマテハン機器では、耐寒性のモータやケーブル・電気機器、潤滑油を使用し、制御盤も専用のものとなる。

ロケーション

英語のLocationは位置・場所の事で、物流業界では倉庫内のエリアや棚の列や段の位置(住所)を指す。アルファベットや数字を組合わせて、位置を定義している事が多く、この位置を表示する看板やシールをロケーションプレートと呼ぶ。

ロケーション管理

ロケーションは、倉庫内のエリア、棚の位置のこと。庫内での位置(番地)のような役割を持つ。棚に保管される場合は、列・奥行き・段数で表され、所定の荷物がどの位置保管されているか、どの位置に空棚があるかなど、ロケーションをコンピュータで管理すること。

ロジスティクス

元々は兵站(へいたん)を意味する軍事用語で、戦争の際必要な物資を戦略的・効率的に中継地や前線基地に供給する手法の事。顧客の要求を満たすために、発生地点から消費地点までモノを低コストで効率的に供給する企業経営の戦略的手法の1つ。近年は、共同輸送や鉄道貨物の利用など環境の要素も付加されている。

路線便

宅配便のサイズを超える小口貨物を集荷・配送するトラック便。全国的に輸送網(路線網)を持つ大手の運輸会社が、主に産業用貨物向けに運営している。多数の企業の貨物をトラックに混載して輸配送するため混載便とも呼ばれている。

ロット

目的により、材料や生産ラインなど、同一条件の元で一度に生産する数量の単位。また、最低出荷数量や、単位を指す場合もある。例:生産ロット、出荷ロット 

ローラコンベヤ

フレームにローラを並べ、その上に荷物を載せて運搬するコンベヤのこと。搬送物・機能・ライン構成に合わせ様々な種類がある。

A~Z

ABC分析

適切な物流管理、販売管理、顧客管理を行うための手法で、物流業界では取扱い商品のオーダー件数・出荷量などから、管理するランクを決めて効率的な在庫数や保管・仕分け・ピッキング作業を行うために用いられる。通常は、上位からAランクと順立てして区分するが、近年はランクの細分化が進み、Aの上位として、Sがあったり、下位のEまで区分される。

AGV

→Automatic Guided Vehicleの略称で、無人搬送車のこと。

AS/RS

→Automated Storage  and  Retrieval  Systems の略称で、自動倉庫システムのこと。

BCR

Barcord Reader(バーコードリーダ)の略称

B to B

Business to Businessの略で、企業間の取引・物流のこと。

B to C

Business to Consumerの略で、企業と消費者(個人)との取引・物流の事。

CVS

コンビニエンスストアーのこと。日々の生活に欠かせない食品・弁当、飲料、酒類・タバコ、雑貨などを広範囲な品揃えで利便性を追求した小型店舗。またCD機の設置や公共料金の払い込み、宅配便の取り扱いなど、物品販売以外の機能も充実している。

DA

Distribution Automationの略で、流通分野・過程での自動化の総称。メーカーの製品物流から卸売り、小売業の店舗配送センターや、通販専用センターまで、商品の流通過程での保管、搬送・仕分け・ピッキング作業の自動化のこと。

DC

Distribution Center(ディストリビューションセンター)の略で、在庫保管型の物流センターの事。多数の在庫を保管するため、基幹の大型物流センターとなる。

DPS

DPSとは、Digital Picking system(デジタルピッキングシステム)の略称で、コンピュータの指示によって、拾い出す商品とその数量を保管棚に取り行けた表示器に表示しピッキング作業をするもの。おもに仕向け先毎の荷揃えに使用され、デジタル表示で数量・作業指示を行うため、熟練者でなくても簡単に効率的な作業ができる。

EC

Electronic commerce/電子商取引の事で、企業同士の取引(B to B)、インターネット通販の企業と消費者の取引(B to C)、ネットオークションなどの消費者同士の取引(C to C)があり、eコマースとも呼ばれる。一般的には、eコマースはインターネット通販を指す。


ECセンター

通信販売向けの専用物流センターのこと。急増するネット通販の物量と、店舗では取扱いのない通販専用の品揃えに対応するため、従来からの店舗向け物流センターとは別に通販向けのセンターを設ける企業もある。

EDI

Electronic Data Interchange/電子データ交換の事で、従来の紙の伝票で行われていた、企業間の商取引をインターネットや専用回線を利用して、電子データで行う事。物流関係では、注文データ、出荷データを各種の物流作業データに変換し活用されている。国や業界によってデータ・フォーマットの規格が決められている。

FA

Factory Automationの略で、工場内(生産工程)の自動化の総称。マテハン業界では、工程間の搬送や、原料・部品や半製品、金型などの保管・供給の自動化を指す。

FC

Fulfillment Center(フルフィルメントセンター)の略で、通販の受注から決済に至るまでの業務全般を行うセンターの事で、商品の保管、出荷準備・梱包・発送業務や入金管理・在庫管理なども行う。

FIFO

→First In, First Out の略称で、先入れ先出しのこと。

GMS

General Merchandise Storeの略で、日本では総合スーパーを指す。食料品・衣料品、家庭用品など生活用品全てを店頭販売しており、多層階の店舗で売り場面積も広い。大手小売業の郊外型大型店舗。

HC

Home Centerの略で日曜大工用品・園芸品・ペット用品、レジャー・カー用品を中心に品揃えしており、店舗により飲料や菓子類も販売している。ワンフロアーの郊外型店が多い。

ITF(コード)

Interleaved Two Five の略で集合包装用のバーコード体系の事。国内では物流統一シンボルとも呼ばれる。複数の商品が入った段ボールケースに印刷され物流センターでの仕分け・検品作業などに活用されている。

JAN(コード)

Japan Article Number の略で、日本国内で最も普及しているバーコードで、事業者(メーカー名)と商品名がコード化されており、物流センターやスーパーのPOSレジなどの流通過程で商品を確認する為に利用されている。

LIFO

→Last In, First Out の略称で後入れ先出しのこと。

MA

メディカルオートメーションの略で、マテハン業界では、病院・医療機関の物流自動化のこと。基幹病院など大規模な施設では、手術器材や滅菌コンテナ・小型の医療機器の保管・管理に垂直式回転ラックや、小型自動倉庫が導入されており、自動化に貢献しています。

PC(センター)

Process Center(プロセスセンター)の略で、物流業界では、スーパーの生鮮食品専用センターを指し、主に肉・魚などの一括仕入れと加工・パック、値付け、店舗配送を一括して行う物流拠点。

RFID

微小な無線チップにより人や物を識別・管理する仕組みで流通業界では、バーコードに代わる商品識別・管理技術として用いられている。通信距離は数mm程度のものから数mのものがあり、用途に応じて使い分けることが可能。

RF端末

倉庫管理システム(WMS)と低周波無線で通信する端末のこと。主に無線ハンディターミナルを指し、作業者にピッキング、入庫、棚卸しなどを指示し、作業と在庫管理データのひも付けをリアルタイムに行える。多くはバーコードリーダを付属している。

SC

Shopping Centerの略で、大手の不動産・デベロッパーなどの開発業者が手がけた大型の商業施設。総合スーパーとアパレルや靴、家電量販店などの複数の専門店やレストラン・アミューズメント施設などを組み合わせた複合商業施設。日本では、ショッピングモールとも呼ばれる。

SCM

Supply Chain Management の略称で、直訳では供給連鎖管理と呼ばれ、市場の需要動向に合わせ、原料・資材の調達から生産、卸売り、小売りまでの商品が消費者に届くまでの過程を、最適管理する事。物流業界では、この各過程の在庫や物量、配送計画を管理・効率化する事をさす。

SCMラベル

出荷する際に梱包した商品やコンテナ、パレットに貼るラベル。バーコードや内容明細、伝票番号・発注番号を表示する事で、納品箱を開けたり、積み数を確認しなくても、内容が確認できる。入出荷の予定データと照合し検品に利用される。

SKU

→Stock Keeping Unit の略称で、最小在庫管理単位のこと。食品・医薬品などは、同じ商品でも製造した工場・製造ロット・製造年月日・賞味期限・消費期限・入荷日など、詳細な在庫管理が行われている。

SM

Super Marketの略で日本では、食品スーパーを指す。食料品が中心の店舗で、酒類や日用雑貨品も品揃えしている。日々の買い物に便利な、駅前ビルや住宅地に隣接し出店されている。

TC

Transfer Center(トランスファセンター)の略で、通過型の物流センターの事。ほとんど在庫を持たず、複数の物流センターから集めた荷物の仕分け・集約、積み替え配送を行う物流センター。

WIP

→Work In Progressの略称で、進行中、進行途中の意味であることから、仕掛品のこと。

WMS

→Warehouse(倉庫) Management(管理) Systemの略称で、倉庫管理システムのこと。倉庫、物流センター内の在庫管理や、作業指示・検品など行うコンピュータシステム。


W.L.H

荷姿寸法を表すための略字で、W(幅)、L(奥行き)、H(高さ)を示す。パレットに積み付けた荷物の寸法を示す場合は、通常フォークリフトの爪を差す方向(正面)をWとし、側面をLとする。荷高のHはパレットの高さ(厚み)を含める。

FMS

Flexibl Manufacturing Systemの略で、多品種・小ロット生産に対応した柔軟性の高い生産システムの事で、物流業界では、工作機械と自動倉庫を組合わせした全自動の金属加工ラインを指す。

自動倉庫には、あらかじめ加工する資材・半製品をストックし、コンピュータの指示で該当の工作機械に搬送。加工終了後に再格納する。

数字・記号

3温度帯物流センター

食品の管理温度帯の、常温・冷蔵・冷凍での保管・配送機能を持った物流センター。それぞれの温度帯で、建物の構造・機能や配送するトラックが異なるため、従来は別々のセンターで運営していたが、拠点効率や共同配送など、物流効率を高めるために増加傾向にある。

3PL

サード・パーティー・ロジスティクスの略で、荷主企業に対して物流改善や効率化を提案し包括的に物流業務を受託するサービスで、企業の流通機能全般を一括して請負うアウトソーシングサービス。自社では物流業務の全てを手がけないが、配送・物流センターの運営業務などのプランニングや受発注・倉庫管理システムの構築・クラウドの利用など、一定期間一括に物流業務を請負いし外部の物流業者を使って業務運営すること。