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Nusantara Parkerizing (インドネシア)

表面処理剤の生産拠点に自動倉庫を新設。原料供給から製品出荷までを効率化。

左1基が製品、右1基が原料の保管用自動倉庫。

表面処理剤の総合メーカー、日本パーカライジング株式会社様はタイ、中国、米国、インドネシアなど、世界13の国・地域に生産や販売の拠点を展開しています。

同社が1982年にインドネシア資本との合弁で設立した PT. Nusantara Parkerizing 様は、自動車・二輪車のボディ部品用を中心に、多様な金属製品向けの表面処理剤や防錆油をインドネシア国内向けに製造・販売しています。

現在、首都ジャカルタやインドネシア第二の都市スラバヤの自動車関連企業など約200社と取引し、インドネシア国内では70%以上のシェアを誇っています。

課題

従来、工場の保管スペースが十分でなかったため、輸入原料は車で5分ほどの距離にある外部倉庫に保管していました。このため、原料搬送からコンテナ充填までに時間がかかる、在庫管理を徹底できないといった問題を抱えていました。また製品の保管能力増強も課題でした。

ソリューション

そこで2015年、工場敷地内に倉庫棟を新設し、製品保管用スタッカークレーン1基、原料保管用スタッカークレーン1基の計2基から成る自動倉庫を導入しました。自動倉庫の高さは20mあり、776パレット格納することができます。庫内をフリーロケーションで運用することで、保管能力を最大限に活用しています。調達した原料は、いったん自動倉庫に格納し、生産計画に合わせて工場へ供給します。

結果

自動倉庫の導入により、原料供給の効率化が進み、原料や製品の先入れ先出し(FIFO)が徹底できるようになりました。さらに、在庫管理精度が向上したことから、日系企業が求める安全性や保管品質などの管理基準を満たすことができ、顧客満足度はいっそう向上しています。

工場敷地内に建設した自動倉庫棟
工場で生産した製品をフォークリフトで自動倉庫に入庫する
在庫管理にはダイフク製WMS WareNaviを採用

お客様の声

Vice President Director 岩嵜 英一 様

在庫管理の精度が上がり、省力化も実現しました。今後もお客様に信頼されることを第一に考え、引き続き基準を満たした管理を行って、急成長中のインドネシアの自動車産業の発展に寄与していきたいと考えています。