ここから本文です

MOMAwater(マレーシア)

ボトル入り飲料水の製造~保管~出荷まで完全自動化

MOMAwater,自動倉庫

マレーシアでボトル入り飲料水を製造販売する MOMAwater Sdn. Bhd. 様(以下MOMAwater社)は、2015年、衛生管理の徹底と将来の物量増加に対応するため、生産ラインに直結する自動倉庫システムを導入しました。

MOMAwater 社のビジネスと課題

MOMAwater社は、「MOMA」ブランドのボトル入り飲料水をマレーシアで製造販売しています。サラワク州シブの本社工場では300ml、500ml、1500ml の3種の飲料水を製造しており、製品の安全性を確保するため、飲料水だけでなくボトルの成型も人手を介さず行っています。マレーシアでは近年、ボトル入り飲料水の需要が伸びているため、将来の販売量増加も見据えた保管設備が必要となりました。

ソリューション

将来の物量増加に対応するため、生産エリアに隣接する保管エリアに製造倉庫を構築し、パレット自動倉庫高速搬送台車STV を導入しました。STVは2システムあり、自動倉庫前方に入庫用STV、自動倉庫後方に出庫用STVが配置されています。

飲料水は浄化、オゾンや紫外線による殺菌処理を施し、ボトル成形~充填~パッケージの工程を経て完成します。完成した製品ケースをロボットでシートパレット上に自動パレタイズし、シュリンクラップをかけた後、入庫用のシャトルSTVを介して自動倉庫へ入庫します。

自動倉庫はダブルディープタイプのスタッカークレーン4基から成り、保管量は6676パレットです。パレットの代わりに厚みのないシートパレットを使用することで格納効率を高め、今後の生産量拡大に対応できるようにしました。出庫オーダーがかかると、自動倉庫から出庫し、出庫用STV経由で出庫ステーションに搬送します。その後フォークリフトでパレットに積み替え、トラックで出荷します。

製造から出庫までを完全自動化することで、衛生管理を徹底するとともに、将来の物量増加にも対応できる保管能力と出荷体制を整えました。

製品をパレタイズ後、入庫用STVを介して自動倉庫に入庫する
出庫側にもSTVを配置し、自動倉庫から出庫ステーションへの仕分けを行っている
ERPと連携するWMS "WareNavi" が、作業の効率化と在庫管理の徹底を支える

お客様の声

マーケティングディレクター Kenneth Toh Beng Chuen 様

長期的には、MOMAブランドを国際的にすることが目標です。国内外での市場拡大を考えると、物流コスト低減は重要課題なので、自動化システム導入による効率化は、大きな利益を生むはずです。