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Indomaguro Tunas Unggul(インドネシア)

インドネシア初冷凍自動倉庫を構築 - 14,000パレット

インドネシアの冷凍自動倉庫

取扱・売上高がインドネシア最大級の水産加工会社 PT Indomaguro Tunas Unggul 様(以下インドマグロ社)は、マグロの輸出企業として1999年に創業し発展を続けています。

近年では、インドネシアの食生活の多様化を背景に国内むけでも、さまざまな水産物の流通や、大手ファストフード、食品メーカーの冷凍倉庫の物流業務を担い、さらなる業容の拡大を図っています。

課題

インドマグロ社では、従来から-50℃と-30℃の2つの温度帯の冷凍庫を設けていました。前者は水揚げされたマグロを、後者は加工されたマグロ、甘エビ、サーモンなどを格納して出荷に対応していました。

両倉庫とも保管は固定棚、入出庫作業はフォークリフトで行っていたことから、広いスペースにも関わらず格納数は多くありませんでした。

また入出庫に多くの人手と時間がかかる上、出庫ミスが起こるなどの課題がありました。

さらに、近年の食スタイルの広がりから冷凍食品の需要が急速に拡大したことで、-30℃冷凍庫の保管能力が不足していました。

ソリューション

これらを改善するため、-30℃の冷凍庫をスクラップ&ビルドし、冷凍自動倉庫を設置しました。 高さ30m x 幅42m x 奥行50m の冷凍空間に、ダブルディープタイプのスタッカークレーン6基が配置され、14160パレットの入出庫を担っています。入出庫には1通路に2台の台車が走行するデュアルタイプ高速搬送台車 STVと組み合わせて、入出庫時間の短縮、庫内作業の省力化を図るなど物流機能を強化しました。

導入の効果

自動倉庫の採用により、-30℃冷凍庫の保管能力は従来比約10倍の14,160パレットに増加しました。 格納数が増えたことで、さらなる業容拡大のためフライドポテト、アイスクリーム、牛肉なども取り扱えるようになりました。

先入れ先出し(FIFO)が徹底され、出庫ミスがなくなったことで、在庫管理精度が向上しました。

フォークリフトによる横持ちが大幅に減ったことで、従来20名で対応していた入出庫作業が8名で処理できるようになりました。

冷凍庫内の作業を無人化することで、外気による庫内温度の上昇を抑えることができ、温度管理が徹底できるようになりました。

入出庫ステーションでは、上段の荷物がピッキングしやすいよう、ピットを設けて荷受台の高さを低く抑えている。
本社近くの店舗では、魚介、牛肉、アイスクリームなどの販売や、本格的な日本食レストランも営んでいる。
敷地面積14,000㎡。インドネシア最大の漁港ムアラバル内にある。

お客様の声

自動倉庫は操作がとても簡単で、新人オペレータでもすぐ使うことができます。また、鮮度を落とすことなく、迅速かつ正確に出荷できることから、お客様の満足度が高まりました。今後も、インドネシアNo.1 の物流機能を持つ水産加工会社と言われ続けるよう、さらに邁進していきます。