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Charoen Pokphand Foods(タイ)

タイ初の冷凍・冷蔵自動倉庫導入で、質の高いコールドチェーンシステムを構築

CP Foods,自動倉庫

タイ最大財閥CPグループの中核企業である Charoen Pokphand Foods Company Limited 様(以下CPフーズ)は、製品を一括して取り扱う物流センターを新設しました。タイ初の冷凍・冷蔵パレット自動倉庫高速搬送台車 STVを組み合わせ、商品の保管品質、在庫管理レベルを高めるとともに庫内作業の省力化を図りました。

ビジネスと課題

CPフーズは1978年の創業以来、家畜用飼料から畜産、水産、加工食品、小売業までを手掛け、食の川上から川下までバリューチェーンを構築してきました。近年、CPフーズの売上高はCPグループ全体が持つ約400億のうち30%を占め、事業エリアはアジア各地、ロシアなど17か国・地域へと拡大しています。

従来、タイ国内4カ所の工場ごとに商品の保管・管理を行っていましたが、近年の需要増に伴い、外部倉庫も併用していました。これにより商品管理レベルの低下や物流コスト増大が課題となっていました。

そこで、CPフーズはサプライチェーンの全体最適構想を策定し、新物流センターをBang Nam Prieo 県に建設しました。物流機能を集約して、メーカーとしての物流体制を整えるとともに、流通向けの多頻度小口配送もできるようにしました。量販店のほか、小型食品店「CPフレッシュマート」や、CPオール社が運営するコンビニ店「セブンイレブン」の出店拡大を後押しする役割も担っています。

ソリューション

新センターでは高さ21mの建屋内に、冷蔵品保管用のシングルディープスタッカークレーン3基、冷凍品保管用のダブルディープスタッカークレーン5基を配置しました。冷蔵倉庫エリア、冷凍倉庫エリア、入出庫ステーション間は、ループタイプの高速搬送台車STVが繋いでいます。 ケース出荷アイテムは自動倉庫から出庫後、STVでピッキングステーションに運ばれ、作業者がオーダーに従ってピッキングします。

冷蔵自動倉庫、冷凍自動倉庫、入出庫ステーション間をスピーディに繋ぐループタイプSTV。
ピッキングステーションでは、オーダーに応じてケースをピッキングし、出荷用パレットに積みつける。
敷地面積48,000㎡、延床面積9,900㎡の新物流センター

導入の効果

自動倉庫による高さを生かした高密度保管により、従来の5倍となる10700パレットの保管量を実現したほか、在庫管理精度の向上、先入れ先出し(FIFO)の順守、鮮度保持の改善に繋がりました。現在一日当たり最大12,000ケースを出荷しています。

お客様の声

Supply Chain & Logistic Management Senior ice President, Danai Galassi 様

多数のマテハンメーカーの中からダイフクを選んだ理由の一つは、トータルなサポート体制です。加えて、当社と同じ地域にビジネス展開していることから、アジアでの食料事情も理解しており、パートナーとしての信頼性が感じられたことです。自動倉庫は高層で大量保管が可能で、温度管理も徹底でき、省スペース、省エネに役立っています。