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株式会社ベイシア様

スーパー業界で、通過型(TC)と在庫型(DC)の複合型物流拠点に、高能力自動仕分け設備「サーフィンソーター」を導入。カテゴリー別納品で、店舗の受け入れ・陳列作業を効率化

グループ売上高8,000億円を超えるベイシアグループの母体企業である(株)ベイシア様(本部:群馬県前橋市)は2012年10月、2カ所目となる通過型(TC)と在庫型(DC)の複合型物流拠点、千葉流通センター(千葉県東金市)を新設し、自動仕分け装置「サーフィンソーター(SFN)」各種保管機器を導入。南関東エリアへの納品体制を整備しリードタイムを短縮するとともに、カテゴリー別納品や店舗での検品レス化により各店での受け入れ・陳列作業を効率化するなど、物流機能を大幅に強化しました。

倍増した物量に対応する2カ所目の流通センター

同社は現在、関東を中心に134店舗を展開し、2012年度の売上高は2,867億円に達しています。従来、各店舗への配送は2004年9月に稼働した複合型物流拠点である前橋流通センターを中核に行っていました。ただ北関東エリアの店舗以外は、栃木・千葉・長野・静岡・愛知にある5カ所のTCセンターを経由して納品していたため、横持ち・積み替え作業が発生したことに加えて、新規出店に伴い前橋流通センターの物量が開設当初と比べて約2倍に増大。処理能力が限界に近づいていたことから、千葉流通センターを設置し、南関東エリアの物流業務を移管しました。

仕分け装置や各種保管機器を導入して物流機能を強化

新センターでは、加工食品(常温)のほか日用雑貨、衣料品、住居用品などを取り扱っており、現在、千葉全域と茨城・栃木・埼玉の一部を含めた計34店舗分、それに栃木のTCセンター分を処理しています。TC品は、入荷するとすぐ搬送コンベヤに投入しSFNで店舗別に仕分け、商品カテゴリーごとに流通台車に積み付けます。DC品は入荷・検品後、ケース出荷品は重量棚もしくは平置きで保管。ピース出荷品は中量棚や流動棚に格納します(補充分は重量棚)。その後、ケース出荷品はフォークリフトなどで、ピース出荷品は流通台車を用いて、折り畳み式コンテナにピッキングしたのち、コンベヤに投入しTC品と同様に処理します。センター稼働により、リードタイムが短縮したことに加えカテゴリー別納品を実現。店舗では検品作業が不要になったうえ、積み替えなしに陳列棚に補充できるようになりました。

導入の効果

高能力自動仕分け設備・各種保管機器導入効果

  1. 1.リードタイム短縮
  2. 2.カテゴリー別納品の実現
  3. 3.保管効率の向上

センター稼働により、リードタイムが短縮したことに加えカテゴリー別納品を実現。 店舗では検品作業が不要になったうえ、積み替えなしに陳列棚に補充できるようになりました。

総長120m、シュート数41、時間当たり最大7,600ケースを処理できる「サーフィンソーター」搬送コンベヤの総機長は1,200mに達する。
DC品投入エリア。「オートラベラー」を設置しラベル貼付作業を自動化している。
ケース品を保管する重量棚「ニューグッラック」。計604間口、格納数は4,592パレット。

お客様の声

センター長 長崎 正浩 様

新体制により、担当エリアの品出し作業コストを1割程度削減できる見通しです。
併せて、前橋センターの稼働時間がピーク時から約3割短縮するなどの効果が現れています。今後、取扱量の拡大や商品カテゴリーの細分化を進めて、トータルコストの一層の低減に取り組んでいきます。