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株式会社平和堂様

スーパー店舗への配送業務を継続しながら、物流センターを再構築。中核となる高速ケースソーターを更新・増強、配送店舗倍増による物量アップと設備老朽化に対応

2羽の鳩のトレードマークが象徴的なスーパーチェーン(株)平和堂様(本社:滋賀県彦根市)。「地域社会へ尽くす」を理念として発祥の地である滋賀県を中心に、京阪神や東海・北陸エリアにもドミナント戦略を加速。現在、滋賀71、京都14、愛知10など合わせて130店舗を展開しています。2010年2月、同社の基幹物流拠点である「多賀流通センター」(同市多賀町)を大幅にリニューアル。物流業務をストップすることなく、マテハンシステムの核となる仕分け装置を全面的に更新して処理能力を向上するとともに、センター稼働の安定化を図りました。

センター稼働から15年経過し、店舗数が約2倍に増加

多賀流通センターは1995年、当時最新の仕分け装置を採用した365日対応の複合型物流拠点として稼働を開始。衣料品をはじめとする通過(TC)品と隣接する倉庫から出庫された加工食品などの在庫(DC)品を取り扱い、当日12時までにオーダを受けた商品は原則、その日の夕方までに専用便で店舗に納品する即日配送体制を構築し拠点機能を発揮してきました。
センター稼働以来、配送エリアの店舗数は年々増加し現在2倍になっています。これに対して、繁忙期には仕分け装置の処理が追いつかず、店舗への納品が遅延する事態が数年前から発生していたことに加え、15年を経た設備の保守部品の入手も難しくなってきていました。このため同社では、建屋の新設も含めてさまざまな角度から改善策を検討。センターのオペレーションを止めることなく「リプレース可能」とのメリットを評価し、仕分け装置を最新モデルの「サーフィンソータ」に更新しました。

導入の効果

オペレーションを止めない更新実現

  1. 1.ソータ本体は設置高さを変えて事前に据え付け
  2. 2.シュート部は物量をコントロールしながら片側ずつ切り替え
  3. 3.設備の安定稼動の実現

仕分け装置更新効果

  1. 1.仕分け能力の向上
  2. 2.シュート数の増加(店舗増加への対応)

「サーフィンソーター」の仕分け能力は従来機に比べ1.5倍にアップ。店舗への定時納品が確実になったうえ、店舗運営の効率化が図れました。また従来、人手に頼っていた特売品の仕分けを一部ソーターで行うことで、センター作業者の残業時間が減少。設備の安定稼働も実現しました。さらに、シュート数を従来の31本から39本に増設することで、今後の店舗数増加にも対応できるようにしました。

在庫品はバッチごとに出庫され、コンベヤラインでサーフィンソーターに搬送される。
ソーターへの高速合流コンベヤ。商品を滞留させずスムーズに整列・合流する。
仕分けられた商品を店舗ごとの配送用台車に積み込む。

お客様の声

 西畠 春光様

今回、事前にダイフク滋賀事業所内で組み立て、試運転してから工事したことで、設備を止めずに前工事を含めて2カ月でリニューアルを完了しました。物流業務のトラブルや店舗からのクレームもなく、無事終えることができました。今後も正確・迅速な商品供給を提供し続けていきます。