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となみ野農業協同組合様

タマネギの急速乾燥・予冷に自動倉庫を活用し、時短と安定品質を実現

となみ野農業協同組合様(本店:砺波市、以下JAとなみ野)は、2013年6月、農産物処理施設内にタマネギ専用の急速乾燥・予冷設備としてパレット自動倉庫「コンパクトシステム(CS)」を導入しました。

産地化へ向け栽培面積が年々拡大する中、保管能力の向上や乾燥時間の短縮が課題となっていました。そこで、敷地内に急速乾燥・予冷設備としてCSを導入。乾燥品質・時間を大幅に向上したことに加えて、従来の3分の1のスペースに縮小できました。

差圧式ファン・チャンバーにより、乾燥品質の均一化と乾燥時間の短縮を実現

パレット自動倉庫の各ラックには、乾燥品質を一定化させるため、1棚ずつ差圧式チャンバー・ファンを備えています。さらに差圧カーテンがクレーンの動きと連動して開閉することで、乾燥効率を上げる仕組みとなっています。その結果、乾燥時間を4~5日間⇒約2日間へと大幅に短縮できました。また、乾燥品質も均一化され一層向上することで腐れ品が減少しております。

乾燥と冷蔵の機能を既設に応じて使い分け

CSは乾燥機能を備えた2基で、1基は予冷機能を備えています。6月中旬~7月初旬の収穫期は、両基とも乾燥機として使用します。乾燥後、隣接の冷蔵保管施設に移すことで、最長翌年1月まで品質を保ちながら在庫し、市場動向に応じて出荷します。収穫期が終わると予冷機能のある自動倉庫で冷蔵室として活用されます。

導入の効果

  1. 1.乾燥時間の大幅な短縮
  2. 2.乾燥品質の向上による腐れ品の減少
  3. 3.平置きと比較して、3分の1にスペースを縮小
  4. 4.入出荷人員の半減
メッシュボックスパレットだけでなく、パレットに載せたコンテナ品の保管・乾燥も可能。
手前2箇所が乾燥庫、奥2箇所が乾燥・予冷庫の入出庫口。

お客様の声

代表理事組合長 佐野 日出勇 様

乾燥と冷蔵の設備が整ったことで販売期間が拡大され、市場動向を踏まえて出荷できるようになり、一段と競争力が高まりました。となみ野のタマネギは雪解け水を吸収するため、スープやカレーなど加工食品としても販売し、好評を博しています。