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クレーン特別教育 よくあるご質問(FAQ)

1. 関連法令

労働安全衛生法 第59条とは、どのような内容ですか?

安全教育を行わなければならないと定める条文です。

労働安全衛生法 第59条第3項新しいウィンドウを開きます:安全衛生教育

事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行わなければならない。

労働安全衛生規則 第36条とは、どのような内容ですか?

特別教育を必要とする業務を具体的に記載した条文です。
当社の立体自動倉庫のラックマスター®は、クレーンに該当します。
但し、つり上げ荷重が0.5トン未満は除きます。

労働安全衛生規則 第36条第1項第15号新しいウィンドウを開きます:特別教育を必要とする業務

  1. 15 次に掲げるクレーン(移動式クレーンを除く)の運転の業務
    1. イ. つり上げ荷重が5トン未満のクレーン

クレーン等安全規則 第21条とは、どのような内容ですか?

特別教育の対象と科目を具体的に記載した条文です。

クレーン等安全規則21条新しいウィンドウを開きます:特別の教育

  1. 1. 事業者は、次の各号に掲げるクレーンの運転の業務に労働者を就かせるときは、当該労働者に対し、当該業務に関する安全のための特別の教育を行わなければならない。
    1. 1. つり上げ荷重が五トン未満のクレーン
  2. 2. 前項の特別の教育は、次の科目について行わなければならない。
    1. 1. クレーンに関する知識
    2. 2. 原動機及び電気に関する知識
    3. 3. クレーンの運転のために必要な力学に関する知識
    4. 4. 関係法令
    5. 5. クレーンの運転
    6. 6. クレーンの運転のための合図

クレーン取扱い業務等特別教育規程 第1条とは、どのような内容ですか?

クレーンの運転の業務に係る特別の教育について、科目、範囲、時間を定めています。

クレーン取扱い業務等特別教育規程 第1条 新しいウィンドウを開きます


科目 範囲 時間
学科 (1) クレーンに関する知識 種類及び型式、主要構造部分、作動装置、
安全装置、ブレーキ機能、取扱い方法
3時間
(2) 原動機及び電気に関する知識 電気に関する基礎知識、電動機、開閉器
コントローラー等電気を通ずる機械器具、
電路の点検及び補修、感電による危険性
3時間
(3) クレーンの運転のために
必要な力学に関する知識 
力(合成、分解、つり合い及びモーメント)、
重心、荷重、ワイヤロープ、
フック及びつり具の強さ、
ワイヤロープの掛け方と荷重との関係
2時間
(4) 関係法令 労働安全衛生法、労働安全衛生法施行令、
労働安全衛生規則、クレーン則中の関係条項
1時間
実技 (5) クレーンの運転 重量の確認、荷のつり上げ、
定められた経路による運搬、荷の卸し
3時間
(6) クレーンの運転のための合図 合図の方法 1時間

2. 対象設備

クレーンとはどのようなものですか?

クレーンの定義は、荷を動力を用いてつり上げ、およびこれを水平に運搬することを目的とする機械装置です。(基発第602号 II-1-(5)新しいウィンドウを開きます

ラックマスター®はクレーンに該当し、つり具相当の荷台(キャレッジ)に荷を載せ、動力(電動機)でつり上げます。また走行装置およびフォーク駆動装置によって水平移動します。

なお、クレーン等安全規則 第2条(適用の除外)新しいウィンドウを開きますにより、つり上げ荷重が0.5トン未満のクレーンは、クレーン等安全規則の適用外となっています。

クレーンにはどのような種類がありますか?

クレーンは大きく分けると「クレーン」、「移動式クレーン」、「デリック」の3種別があります。当社のラックマスター®は「クレーン」に該当します。

構造、操作方法及び関連法令の条文が異なる移動式クレーンまたはデリックの運転資格では、ラックマスター®を運転できません。

運転とは、操作者の意思(押しボタンを押している時のみ走行、荷台の昇降、フォークの作動)でラックマスター®を動かすことで、運転資格(特別教育修了、クレーン運転士など)が必要です。

種別 大分類
クレーン 天井クレーン / ジブクレーン / 橋型クレーン / アンローダ
ケーブルクレーン / テルハ / スタッカクレーン
移動式クレーン
デリック

つり上げ荷重とは何を指しますか? 定格荷重との違いは何ですか?

荷台(キャレッジ)に載せることができる最大の荷重を定格荷重といい、定格荷重に荷台自体の荷重を加えた総荷重をつり上げ荷重と言います。(クレーン等安全規則 第1条open new window

吊上荷重は、納入時にお渡しする図面集もしくはスタッカークレーン下部フレーム側面の製造番号銘板でご確認下さい。

3. 適用範囲

ラックマスター®特別教育修了者は、他のつり上げ荷重5トン未満クレーンの操作は出来ますか?

当社で実施する特別教育は、当社製スタッカクレーン(ラックマスター®)に特化した内容で行っております。他のクレーン(つり上げ荷重5トン未満)に関する特別教育については、構造や操作方法の違いに応じ、事業者様にて、補講等の必要性をご判断ください。

他社で天井クレーンの特別教育を受講済みですが、ラックマスター®の運転は可能でしょうか?

天井クレーンとスタッカークレーン(ラックマスター®)では構造や操作方法が異なります。労働安全衛生法第20条新しいウィンドウを開きます第24条新しいウィンドウを開きますの「事業者の講ずべき措置等」から、事業者様にて、構造や操作方法の違い及び作業環境の違いによる安全教育を行っていただき、実施記録を保存する事をお勧めします。

クレーン特別教育に、法的義務はありますか?

当社のラックマスター®はクレーンの中分類であるスタッカクレーンに該当し、クレーン等安全規則第21条新しいウィンドウを開きますの規定により、安全教育を実施することが義務づけられています。

クレーン特別教育を免除できる上位資格を教えてください。

下記条件のいずれかを満たす方は、労働安全衛生規則37条新しいウィンドウを開きますおよび基発第180号新しいウィンドウを開きますにより、免除と考えられます。

  • クレーン・デリック運転士免許(限定なし、クレーン限定、床上運転式クレーン限定)の保有者
  • 床上操作式クレーン運転技能講習の修了者
  • クレーンの運転の業務に係る特別教育(5トン未満)の修了者

但し、特別教育は安全を重視し、労働安全衛生法第20条新しいウィンドウを開きます第24条新しいウィンドウを開きますの「事業者の講ずべき措置等」からの安全配慮より、事業者が教育を必要とするか否かを決めるものです。構造や操作方法の違い及び作業環境の違いによる安全教育を行っていただき、実施記録を保存する事をお勧めします。

科目を省略できる資格を教えてください。

下記条件のいずれかを満たす方は、科目「クレーンの運転のために必要な力学に関する知識」を省略して差し支えありません。

  • 移動式クレーン運転士免許の保有者
  • 小型移動式クレーン運転技能講習の修了者
  • 移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育の修了者
  • デリックの運転の業務に係る特別教育の修了者
  • 玉掛け技能講習の修了者

実技教育については、どのようにすれば良いですか?

クレーン取扱い業務等特別教育規程 第1条新しいウィンドウを開きますに則り、実技4時間はラックマスター®取扱説明書を参考に事業者様で行っていただきます。当社製(キトー、コマツ製含む)クレーンに限り、出張教育も承りますので、最寄りのカスタマーステーションまでお問い合わせください。

また、2020年度より当社東日本研修センター開催分において、学科(9時間)と実技(4時間)をセットにした特別教育メニューを追加しましたのでご利用ください。

実技教育の講師の資格要件を教えてください。

基発第145号新しいウィンドウを開きますでは、以下の通り資格要件は定義されていませんが、特別教育修了以上の資格をもたれている方が適任と考えられます。

「特別教育の講師についての資格要件は定められていないが、教習科目について十分な知識、経験を有する者でなければならないことは当然である。」

クレーン運転業務にはどのような作業が該当しますか?

クレーン運転業務とは、手動モードおよびメンテナンスモードで操作することを指します。
オンラインモード、リモートモードで操作することは含まれません。

4. お支払い

どのような支払い方法がありますか?

郵便局・ゆうちょ銀行の払込用紙(払込取扱票)に記入いただき、窓口もしくはATMよりお振込ください。
ネットバンキング、他金融機関でのお振込はお受けできませんので、予めご了承ください。
振込先につきましては、受講案内メールにてお知らせいたします。

受講料には振込手数料を含みますか?

振込手数料は含みません。恐れ入りますが、お申込者様にてご負担ください。

請求書や領収書は発行されますか?

請求書及び領収書の発行は承っておりませんので、予めご了承ください。

受講料振込後にキャンセルした場合、受講料はどうなりますか?

お振込いただきました受講料の返金はいたしかねますので、予めご了承ください。

5. 申し込み

インターネット以外の申し込み方法はありますか?

申し訳ございませんが、電話、FAX、メール等では受付いたしかねます。

申し込み後のキャンセル、受講者変更が生じる場合、どのようにすれば良いですか?

メールにて事務局までお問い合せください。

申し込み後に受講者を追加することは可能ですか?

申し訳ございませんが、追加の場合は別途お申込みください。

会社に勤めていませんが、個人でも受講は可能ですか?

クレーン取扱い業務に係る特別教育は、原則として所属事業者が行うものとなっておりますので、事業者様にご相談ください。

お客様番号(サポートID)はどこに書かれていますか?

システム納入時にお渡しするサポートIDカードに記載されています。
ご不明の場合は、サポートIDに代わり、システム銘板または納入時にお渡しする図面集にて、型式、納入年月をご確認の上お知らせ下さい。

サポートID
システム銘板

申し込みから受講までの流れを教えてください。

6. 証明書

どのような修了証が発行されますか?

受講いただいた教育科目と時間を記載した受講証明書を発行します。
修了証(個人修了証)については当社では発行いたしかねますが、当社の特別教育を受講された事業者様に限りサンプルをご提供させていただきますので、事業者様にて必要に応じて作成ください。

受講者の所属会社が複数ある場合、受講証明書はどのように発行されますか?

特にご指定がなければ、受講者の所属会社ごとに受講証明書を発行します。
受講証明書の発行に関しご要望がございましたら、お申し込みの際に特記事項にご記入ください。

修了証を紛失した場合、再発行は可能ですか?

事業者様向けの受講証明書の再発行は受講日から5年以内です。
手続きに関する詳細は事務局へお問合せください。
修了証(個人修了証)については、発行元の事業者様にご相談ください。

7. その他

年間開催スケジュールは、いつ更新されますか?

毎年3月下旬に更新を予定しています。

講師の派遣はして頂けますか?

事業所などでまとまって受講を希望されるお客様向けに、個別の出張教育のご相談も承ります。
最寄りのカスタマーステーションまでお問合せください。

クレーン特別教育(ラックマスター特別教育)